cronの使い方

「cron」はLinux環境で定期的な処理を行う機能です。
Windows環境で言うところのタスクスケジューラのイメージです。


はじめに

  • パスは環境により異なる可能性がある為、利用している環境に合わせて読みかえること。
  • ログ等を開く時に cat を使っているが cat 以外(viなど)でも問題ない。使いやすいものを使えばOK。

設定状態表示

$ crontab -l


設定の編集

$ crontab -e

▼注意
オプションを「-r」にすると「設定の削除」になる。
キーボード上、「E」と「R」は隣同士であるため、押し間違いに注意すること。


設定の削除

$ crontab -r


cronの再起動

$ /etc/init.d/crond restart


エラーログ

$ cat /var/log/cron


ユーザー別の設定

$ cat /var/spool/cron/ユーザ名


設定

00 * * * * /root/sample.bat

▼解説
上記は「毎時00分に /root/sample.bat を実行」という意味になる。
実行タイミングは左から「分」「時」「日」「月」「曜日」で指定できる。

曜日
00~59 00~23 1~31 1~12 0~7(0と7は日曜日)

▼例

設定例 設定内容
01 18 * * * 毎日18:01に実行
50 08 * * * 毎日8:50に実行
0,30 18 * * * 毎日18:00と18:30に実行
0-30 18 * * * 毎日18:00~18:30までの間、1分毎に実行
15 9 1 * * 毎月1日の9:15に実行
0 13 * * 1 毎週月曜日の13:00に実行
0 13 * * 1,3,5 毎週月、水、金曜日の13:00に実行
0 13 * * 3-5 水曜日~金曜日の13:00に実行
*/10 * * * * 10分毎に実行
0 */2 * * * 毎時0分に2時間おきに実行